2019年の「特別教室」第1回目がもうすぐ始まる。何事も少し前に準備出来てないと落ち着かない私は、3人分の手本を2日かけて描いた。1人はまだ決まっていないので、描きようがない。
せっかちというか、まじめと表現するか、あるいは何だろうか。この性格のおかげでかえってポカをすることが多々ある。
早く準備しすぎて安心してしまって、当日でないと用意出来ないものを忘れることがある。
それがあったら便利だけど、なくてもどうにかなるものならいいが、なければどうにもならないものを忘れては、要するにどうにもならない。
しかし、今までは何とか無事やってこられたのだから、重大な欠点はなかったのだろう。
特別教室の手本は、私が描きためて保管し、娘が印刷業者へ届ける。この連携がうまくいっていれば問題ないが、以前私が保管場所を変えたことが発端で、教室当日朝、手本がないことに気づいた。
どこに置いた?なぜ印刷した手本がない?と大騒ぎになり、慌てふためいたことがある。
何とか捜し出し、工夫をしてその日は凌ぐことが出来たが、あの時のアタフタはもう2度と経験したくない。
苦労して作った手本は、描き終わったからそれで終わり、と気を緩めてはいけない。教室が終わるまで、いや終わった後も記録として残すべきものなのだから。
(玉麗)