いつも食べ物が画題になるとき、私はワクワクします。
野菜や果物などは、「上手に描かないと」とか考えなくてよくて、「美味しそう」に見えることが一番大事。
今回、教室で皆さんが描く「野菜かご」の写真がまだ1枚も撮れていなくて、紹介できていません、ごめんなさい!
その代わり、もう野菜かごを描き終わったクラスの方は、復習を。
まだこれからの方は予習として、おなじみ動画で学びましょう!
今回の野菜かごでは、野菜たちはかごの中に入っているので、半分しか見えていませんが、本体を描くとこんな感じというイメージです。
はい、まずナスです!
数十秒で描けます。
次は、かぶら。
次は、えんどう豆のかわりにそら豆を。
そら豆って笑っているようで可愛いですね。
最後にレンコンです。
レンコン・・・野菜かごに入ってなかったけどなあ・・・
まあ良いじゃないですか。
レンコン見てください。
レンコン本体はたった4筆で描いています。
見てくれましたか?
ありがとうございます。
水墨画3分動画のシリーズの中で、一番再生回数が低いのがレンコンなのでした。
少し再生回数が増えることを祈ります。
レンコンをあなどってはいけません。
実は、複雑に見えるものより、こういうシンプルなものの方がずっと難しいのです。
上手に描く必要はない、美味しく見えることが大切・・・と冒頭で言いましたが、そんななんでもない野菜を描くことこそ、水墨画の神髄と言えるのかもしれませんね。
(雪)