今年は不安と恐怖に苛まれた1年でした。
コロナ禍は未だ見通しがつかず、1日の終わりにやっと一息つけても、朝が来るとまた緊張が始まる状態の連続で、人心は乱れ、傷ついています。
けれども、先日書きましたように、どんな災難が続いても私達は負けることなく生きて行かなければなりません。
そして、生きる過程で必要なのが楽しみを見つけること。
心に哀しみや切なさが押し寄せた時、1人遊びができる楽しみを持っている人は、きっと立ち上がるきっかけを見つけることが可能です。
我田引水ながら、絵は心の鬱屈をひととき忘れさせてくれます。
没頭した後は、わずかでも心の中に透明な部分が生まれるはずです。
新しい年を迎えたら、2日目には描き初めをお薦めします。
コロナ禍の年よ、さようなら。
澄んだ子牛の瞳のように、令和3年新春が爽やかに開けることを祈りながら、今年最後のブログを書きました。
(玉麗)