タイザンボクの花を後期手本の
7月1回目に手本にした。
描いた時は確か昨年の秋頃。
7月に咲くと思い込んでいたのだ。
街路樹、公園樹として植えられているので、
身近にあるのだが、なにしろ大木になり、
花は枝先に咲くので、滅多なことでは
観察出来ない。
遠くから眺めるしかない。
水墨画では定番といってもよい花で、
大きく咲き切ると20センチを越える。
実は、7月ではなく6月に咲く。
なので、もうすでに無い。
「絵の花は散りませんから、タイザンボクを
もう1度楽しんで下さい」
なんてことを言いながら添削している。
(玉麗)