台風とチョウ

今までに例のない台風は、
大阪でも勢力が落ちなかったようで
ここへ移ってから一番強力であった。

たいていの台風は、大阪の熱気に気圧されて
上陸するやいなや、すぐ弱っていく。
雨も風も大して影響なく、ベランダの鉢など
“あーあ 移動するんじゃなかったヨ”
なんてことになってしまう。

ところが、昨夜の12号台風は
恐ろしい音を立てながら、この辺の
高層マンションの間を吹き荒れた。

ケヤキ、ユリノキが今にも折れそうに
左右前後にしなり、
さながら黒いバケモノが大暴れしている
かのごとくであった。

というのも、まさに通り過ぎようとしていた
12時過ぎから明け方まで3度も目を覚まし、
その度に、ベランダに出てズブ濡れになり
大変だったからだ。

もちろん鉢は下に降ろしていたが、
サンスクリーンを巻き忘れていたり、
アフリカンプリンス(この木は葉が大きいので
風の影響を受けやすい)を壁際へ
引き寄せたり等々、
やはりいつもの嵐のように少しばかり
侮っていたのかもしれないと反省する。

 

そんなこんなで、ちゃんと起き上がったのは
7時半であった。

台風を避けるため、アゲハを手製の蚊帳に
入れている。

昨日羽化した2頭、彼らを放してやらねばと
娘を起こし、まだ少し風が吹いているが
思い切って飛ばした。

下に向かったり、高く高く舞ったりしながら
ユリノキの大きな葉かげに消えた。

息子の庭で採集してきたこの子達、
奈良産大阪育ちで、りっぱに成長した。

与えられた寿命を全うするよう祈りながら
放つ時は少しばかりシンミリする。

また帰っておいで、
蜜の多い花を用意しとくからネ。

→蚊帳についての詳細はこちらを。
「食いしん坊速報」(2012.8.14 玉麗日記より)

(収納していたので、シワシワ)
(蚊帳ホテル 台風が来るため1泊してもらった)

(玉麗)

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