鳥の絵が続いている。
メジロ、アカモズ、スズメ、どの鳥も各々に特徴があり、まずはそれらしく描くことを考える。
目の周りが白いの、黒いの、頭が平たいの、丸いの、それだけを描いても、メジロ、スズメと分別できる。
あとは目を大きくしたり、光を入れたりして「生きている」感じを表現する。
手本は、こう描けば端正なものが出来上がりますよ、との見本であるから、各人がその人らしい鳥を描いてくれることを期待している。
手本通りでは面白くない。
「端正」は美しいが、面白味には欠ける。
今火曜日教室の途中、皆さんの練習中私は用がないので、ブログを書くことになった。
集会室教室がここへ移ってきたのだが、駅から近い、教室は明るい、水場完備で申し分ない。
何より、規制を受けないことが私達にとっていちばん嬉しいことだ。
北千里もその点で安心できる場所である。
あとは1人でも多くの人達に知ってもらうことだ。
ホームページの完成が待ち遠しい。
今日から雨マークが確実半日だけのようだが、続いている。
芽吹きを促す雨はこの時期なくてはならないものだが、桜開花と必ず重なって、日本中をやきもきさせる。
世に花はあまたあれど、桜ほど日本人の心を揺さぶるものはない。
癌を患った人が、来年の桜は見られるだろうかと、命の灯の儚さを想う。
別れた人を思い出しながら、桜の下を歩く。
桜の下で別れを告げる・・・・・・
このはなは別離のシーンにぴったり納まる。
もちろん喜びのバックにもこれほど相応しい花はないだろう。
その代表格ソメイヨシノが、あと数日で開花を迎える。
次回火曜教室は、花見に行きましょうとなった。
もちろん教室が終わった後のことであるが。
各自おにぎりかサンドウィッチを持ってきてください、ではお疲れ様、と解散した。
4月のその日、桜が開いて、枝にあることを祈る。
(玉麗)