新米の味

秋田の農家からお米を取り寄せている。新米が9月末に届いていたが、今日初めて炊いた。マカロニグラタンを作る予定を急遽変更し、和惣菜になった。

じゃがいも、玉ねぎ、ニンジンを煮えやすい大きさに切っておく。
テフロンの深ナベにブタバラうす切りを入れてジャンジャン炒める。
80パーセント火が通り脂が出てきたら、野菜を入れ1〜2分炒め、すぐ味をつける。
砂糖、みりん、醤油で甘辛味にし、中火でガンガン混ぜながら炒める。水は入れない。
フタをすれば蒸気で水分がまわり、美味しそうな匂いがしてくる。
味が行き渡ったところで火を止め、フタをしたままドームに入れる。

ドームとは、中がアルミ、外は布、丸いドーム状の(名前は知らない)保温庫で、煮物はこの中で蒸されて、味はよくしみ、柔らかくなる。

ごはんが炊きあがる少し前にチンゲンサイをサッと茹で、めんつゆと醤油少々、ゴマをのせる。
自家製の糠床からきゅうりを出して切る。
山椒ちりめんを買ってきたので、これもテーブルへ。
炊飯器はガスなのでとても速い。ガチャとガスがストップしたら15分蒸らす。
その間に、ブタじゃががいい塩梅に煮含められて、味は数段上がる気がする。

さあ、ごはんですよーっ。
いただきまあーす。

新米を食する時、ああこれぞ日本の味、と感激する。山椒ちりめんときゅうりの浅漬けだけでも十分だと思うけれど、今日のブタじゃがの美味しいこと。じゃがいもがホクホク。

最近、食が細くなった。おなか一杯食べると夕食後苦しいので、少し控えるようにしたら、それが普通になった。美味しいものは少しだけ、少しだけだからなおさら美味しい。

さて次はちらし寿司かな。

(玉麗)

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