桜を待つ

年を経る毎に、体調には自信がなくなる。綱渡りをしているみたいで、緊張しながらバランスを取っている間は何とか元気なのだが、そうそう長くは頑張っていられない。

フッと気を抜くととたんにハックションとなって、ゾクゾクしてくる。あわてて喉に薬を塗り、風邪薬を服用して早く寝る。

普段から早寝なのに、さらに30〜40分早く。それで何とかリセットできることもあり、翌日おそるおそる起き上がると、ア、大丈夫だった!ならラッキーである。

そんな具合だから、1カ月も2カ月も先のことなんか、とてもじゃないけれど恐ろしくて約束できない。

そんな私が、1年以上先に35周年記念展を企てている。

玉麗会展は次回で21回目になる。21回もこんな大変なことをやってきたんだ。人生って奇跡の連続なんだナァって思ってしまう。

桜の花を感慨深く見つめるようになったのは、いくつぐらいからだろう。思い出せないが、あと半月足らずでその季節がやって来る。

そして又ひとめぐりした1年後、満開のソメイヨシノの下で、たくさんの笑顔と見ることができる。

若い頃に比べて、桜を見る気持ちが変わってきたとよく聞く。あの儚い花に、自分の生き様を重ねる人が多いからかもしれない。

人の一生を、一週間分に凝縮して見せてくれる桜の花に、あと数日で会うことができる。

今元気でいることを精一杯感謝したい。

(玉麗)

 

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