コロナの予防接種は、ちょっとの間、休みがあった。
それで娘は、2回目の注射がまだ打て打てずにいたが、先日やっと終わった。
接種前夜の夕食時、
「最後の晩餐になるかもしれんから、よう味わって食べよう」
と言うので、笑ってしまった。
最近はインターネットでなんでも大袈裟に、あるいは間違って広まっていく。
若い人達は、副作用がキツイ、死に至ることもある、などと知らされると、そんなはずはないと思っていてもふと心配になってしまう。
さっさと2回終了している私でさえ、ワクチンが5年後、10年後に何らかの作用を引き起こす可能性もある、などとどこかで仕入れるたび、ちょっとだけドキッとする。
接種前夜の献立は多かったが、メインと言えるものがなかった。
当日の夕食は、牛丼であった。
副菜は、モロヘイヤをサッと茹で、かつおぶしを乗せてポン酢をかける。
体が喜ぶ一品である。
牛肉はいつものよりやや高価で美味しかった。
「(2回目)最後の晩餐にふさわしい、美味しい」
接種後のアナフィラキシーはなかったが、今夜熱を出すかもしれない・・・・・。
娘の心配事はまだ終わっていないのだ。
さて、明日の「最後の晩餐」は何にすべきか。
(玉麗)