令和3年1月1日の朝

1週間おやすみをもらって、ゆっくりしました。

今年は、このマンションに来て、初めて見た初日の出について書こうと思います。

 

1月1日6時頃、目を覚ました私は、ゆるゆると身支度を終え、洗濯をしました。
その間に新聞を流し読み、洗濯物を干す頃、東の空がうっすらと明るくなってきました。

その時不意に、初日の出を見ようと思い立ったのです。

 

時刻は午前7時5分前。

山頂からではなく、自宅で初日の出。
ずいぶんと手軽な体験です。
さて、そう思ったまでは良かったのですが・・・。

わが家で朝日が見えるところ(教室)で今か今かと待ちましたが、地球の自転がこんなにもゆっくりだとは。

10分経っても15分経過しても、陽の光は拡散するだけで本体が現れません。

寒くなって毛布を持ってきました。
ストーブをつけてぬくぬくと日の出を見るのは、何となくそぐわないような気がしたのです。

じーっと見つめていると目が疲れます。
しかし今日は我慢の子。

7時35分。
遠くのビルの谷間から太陽の一部が出現。
実に40分間じっと立ち尽くして、光の原点を待ち続けたのです。

ここから見ても十分すぎる神々しさでした。
思わずこうべを垂れ、手を合わせた私は間違いなく日本人です。
特別な体験をしたように感じました。

その感動を皆さんにお伝えして、年頭のご挨拶に替えたいと思います。

本年もどうぞよろしくお付き合い下さい。

(玉麗)

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