昨日のブログが、ちょっと中途半端な感じだったのが気になります。
それもそのはず。
私はまた東京へ出張していて、昨夜は懇親会のため夜8時にもアップできず・・という有様でした。
東京といえば新幹線。
新幹線といえばギリギリ駆け込み・・・ではありません。
今回は、5時起きというハードスケジュールでスタートしたものの、カミナリも落ちることなく、遅延もなく、余裕を持ってのぞみに乗り込むことができました。
(カミナリてナニ??と思った方はこちら→2023年4月21日「雷の日、東京へ行ってきました」)
早朝の、のぞみスーパーエクスプレスはゆったりと空いており、私は2人席の窓際の席を選びました。
旅のお供に何かモグモグしたいですよね。
ちゃっかりとキオスクで大好きなSIZUYA(志津屋)のパンとコーヒーをゲット!
車内で読む本も持ってきた!
パーフェクトな旅立ちとなりました。
さて、ここでタイトルについて思い出していただきたい。
ラストアイスとは何ですか。
ご存知の方もいるかもしれませんが、東海道新幹線内でのワゴン販売が、2023年10月いっぱいで終了することになったそうです。
この10月?!
まさにさよならのタイミングで奇跡的に居合わせた私です。
あのカチカチアイスともお別れ、これがラストチャンスとなれば、買わない理由がどこにありましょうか。
今日もアイスを買うのだと、少々センチメンタルな気持ちになりつつ、ワゴンの到来を待ちます。
ちなみに、あのスジャータのアイスクリーム自体がなくなるということではなく、ワゴンの販売が終了するということですね。
思い起こせば、電子マネーだ、効率化だ、AIだ、エコだ・・・と目まぐるしく近未来化への変貌を遂げようとしているかに見える人類ですが、人間自体は何もかわっちゃいません。
太古の時代より、人間関係に悩み、争いが絶えず、ドタバタしながら現代に至るのです。
そんな急ぎすぎる人間を乗せて走る、これも最速を誇る新幹線の中での、ワゴン販売・・・
ピッ!で購入できる利便性は備えたものの、
「すいません、アイスクリームください」
「バニラとチョコ、どちらになさいますか」
「バニラで」
「非常に硬いので、少し待ってお召し上がりください」
昭和感の残るのんびりとしたやりとりは、ホッとする味わいがあるではないですか。
コロコロと運ぶワゴンも風情が・・・
“京都〜”
京都を過ぎて、そろそろかな。
あれ。
来ない。
名古屋までの間、このタイミングで来るはずだが・・・
“名古屋です”
来んかったな。
あれ。
10月いっぱいまではあるはずだがな。
ソワソワと落ち着かない気分になった頃、ついにやって来ました!
待ちかねたぞ、武蔵!
だがしかし、すぐには食べられない。
アイスの他にスプーンとおしぼり、ゴミ入れ用のビニール袋と至れり尽くせりの車内販売。
さて、本でも読んで引き続き、アイスが溶けるのをのんびり待とうと思います。
が、その前に現在位置を確認しておこう。
何!
静岡!
もうこんなところまで来ていたのです。
となるとアイスの溶解時間が気になります。
富士山を見ながらのんびり食べようと思っていたが。
本日の富士山。
ややかすんでいますが、全体像がキレイに見えて素晴らしい!
10月にアイスを買う人も、富士山を撮影する人も、私ぐらいだろうと思っていたら、
カシャ!カシャ!
と同志の軽快なカメラ音が聞こえてきました。
カシャカシャカシャカシャカシャカシャ!
同志よ、それはやけくそというものではないのか。
いや・・違う。
高速で過ぎる風景の中にたたずむ、富士山。
じーっとベストショットなんかを待ってちゃ、いつまでたっても撮れません。
こんなことにもなるのです。
ですから、数が勝負。
同志を見習って私も連写し、富士山を満喫しました。
そしてアイスは・・・
河野太郎さんの真似をして、すでにぬるくなったホットコーヒーをアイスの上に乗っけて、半ば強引に食べ始めました。
行きはヨイヨイ!
(雪)