ゴールデンウィークは「家にいてテレビ」の人が多いらしい。
特にコロナ下の昨年・今年は。
プライムビデオは角川文庫原作の映画を放映しているから色々みられるよ、と娘が言ってくれた通り、「君よ 憤怒の河を渡れ」「野性の証明」「戦国自衛隊」「天空の蜂」も面白かった。
高倉健主演の映画はあまりにも有名で、観たつもりでいたが、実はそうではなかったことが判明。
もうかれこれ40年以上前のものなのに、見応え充分であった。
拳銃やマシンガンを使うシーンは今ならちょっと無理だろうと思ってしまうが、迫力満点である。
それにしても、高倉健は群を抜いた人だと今更ながら感心する。
仮にセリフが無いとしても、立っているだけでサマになる。
そんな俳優はそうそういない。
健さんはちっとも古びない。
他の役者が何となくダサく見えるのは、その時代のスタイルを決めているから。
対して高倉健はその時も、少しあとも、ずうっと後もいつも変わらない。
全く年齢を感じさせない。
青くもないし、年寄りくささもない。
細くもない、太りもしない。
あの顔、あのスタイルなのだ。
ファンではなくてもとにかくスゴイ人(色々表現はあるだろうが、この一言が一番ピッタリする)だとの認識を深くする。
まだ数日は放映しているらしいので、楽しみにしている。
(玉麗)