麺といっても数種ある。
素麺・うどん・そばに始まって、パスタ類・ラーメンの数々、私が知っているのはたかが知れているが、世界中探せばいろいろな麺類があるのだろう。
麺類はお好きですかと聞かれたら、マアそこそこと答える。
でも時折、一時流行したソバージュ(ヘアスタイルの一種)のようなちりちりした麺が食べたくなる時がある。
あのチープな味が懐かしくなる時のために、わが家にはカップ麺は1コ常備されている。
それは和歌山ラーメンというミニサイズで、私にはぴったりの量なのだ。
普通サイズは半分ぐらい残してしまう。
ラーメン屋さんに行かない人って、少ないのか多いのか。
深く考えることでもないが、わが家の住人はまず行かない。
麺でお腹が一杯になるのがイヤなのだ。
そのくせ、たまーにちょっとだけ口にしたい。
同じ麺なのに、パスタ屋さんになるとおしゃれな感じで、実際にもこぎれいな店が多い。
でもどこそこのパスタが美味しいと言われても、わざわざ出かけることはない。
外出時空腹を覚えて、たまたまイタリアンがあったから入った、ぐらいの感じである。
私と麺の付き合いはその程度であるが、素麺にはこだわっている。
小豆島から取り寄せている。
夏は生姜をたっぷり冷麺で、冬場は温麺にして卵とじ。
1年を通じて重宝している。
やっぱり『和』がいいですね。
(玉麗)