(本日の動画はブログのいちばん最後にあります)
国宝を1度に6点も見ることができる機会は、そうそうあるものではない。
道明寺天満宮宝物殿(明治35年築)を、さらに贅沢なことに宮司さん直々に案内して頂いた。
氏子としてボランティアに励まれているKさんのおかげと、感謝している。
御祭神は3柱である。
菅原道真公(学問の神様)
天穂日命(アメノホヒノミコト:天照大神の御子)
覚寿尼公(道真公の御叔母)
国宝は、櫛・鏡・笏(シャク)・小刀・硯・革帯の6点で、いずれも道真公の愛用の品、その他にも重文の鏡、太宰府天満宮の絵図など。
天神縁起図は扇面絵が60枚もあり、説明していたら1枚1分でも1時間かかるから、この冊子を見て下さい、と宮司さん。
貞明皇后から雪井良子女官に下賜されたという螺鈿(らでん)の手箱はひときわ目をひく品で、「素晴らしい」以外に表現の言葉が見当たらない。
雪井良子女官は、宮司さんの大伯母上に当たる方だとか。
神域に住んでおられる方は、昔は公家のみであったと聞いたことがあるが、宮司さんのお顔が出自を証明していると感じ入った。
この神域で、35周年展を行う予定であったが、コロナ禍で来年に延期となった。
この日、再度会場申し込みで天満宮を訪問した私達、サプライズは宝物殿であった。
2021年4月2(金)3(土)4(日)、3日間開催を予定しています。
(玉麗)
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第98回は「松」(2分18秒 音あり)です。
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