意欲満々

アフリカンプリンス、ゴムの木の一種。

この木を手に入れた時、
すぐ横に形の良い同種があった。

しかしそれは値段が倍以上もする。
あんな形に育てられますかと聞くと、
“うーん、専門家が作るのでかなり難しいと思います”
とのこと。
こう言われてハイそうですか、と
諦めるヒトではない。

ではないが、さりとてすぐ実行できるものでもない。
植物であるから成長を待たねばならないのだ。

2年目の今年、機が熟したと判断して、
伸びてきた枝を少しだけたわめた。
ウン、これでいこう。

1カ月ほど経って、伸びた芽は葉をつけ、
グングン成長した。
ところが陽当たりが良いので、葉っぱが巨大化し
自身の重みで垂れ下がってくる。
どうもミバが悪い。

カーテンレールや天井の電灯をなどを利用して、
ヒモを張り、葉を持ち上げる工夫をこらした。

5日に1度くらい水をやる。

今日がその日なので、枝が少し柔らかい。
それを利用して上に持ち上げたり、
支えを作ったり・・・・・。
終わってたっぷり水を与える。

今見に行ったら、オーオ、
なかなかの枝ぶりではないか。
水分を十分に行き渡らせ、ピンとなってくれョ。
カッコ良くなったら、ヒモを取ってやるからね。

職人が枝ぶりを整えた何万円もする
アフリカの王子様に、
絶対負けない美樹に育ててあげるからね。

(玉麗)

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