ストレスに立ち向かうパワーは、ひとえに鈍感力であるとの記事を読んで深く同感した。
残念ながら、私は全く持ち合わせていない。
そしてその力は、努力で養えるものでもない。
つまり、ストレスに弱い人と強い人とでは、最初からその方面の力に差があり、体力におおいに影響を及ぼす。
職業を選ぶ際には、その辺の事情を深く考慮する必要がある。
といったところで、今さらどうなるものでもないが。
若い頃はそれでも果敢に立ち向かっていた。
しかしながら、もともとその力が無いのだから戦えるはずもなく、大きなイベントのあとなどは疲労の波をドッと受け、寝込むのがオチであった。
今は「回避する」術を少しは身につけたように思うが、対人ストレスにめっぽう弱いヒトであることに変わりはない。
鈍感力の無い人は、たいてい心優しい、配慮する人が多い。
そしてフイにやってくるストレスに対しての防御法を持っていない。
ストレスと名のつくすべてはほとんどの場合、予告ナシに襲来するものであるから、アタフタしている間にまたたく間に無力化されてしまう。
困ったものです。
鈍感力のない人はストレスと対峙できない。
ひたすら回避するのみ。
しかし、今だ仕事をしている身としては、100パーセント避けて通ることは不可能だ。
高血圧で重い頭を抱え、心臓をバクバクさせながら、あと少し、あと少しと念仏を唱えるように過ごしている。
暗いですね、こう書けば。
でも外はいい天気だし、床暖はあったかいし、娘が「小豆のチカラ」を買ってきてくれたのでホッコリしています。
(玉麗)