頭脳明晰な友人Tと、メールのやり取りをしていて、イノシシの話になりました。
12月の手本でイノシシを描いたときの話。ある教室で、どうしても「イノシシ」と言うところを「ブタ」といい間違えてしまう生徒さん。
それがものすごく面白かったので、そのエピソードを語っていて、ふと、でもイノブタっていうくらいだから、両者はよく似ているけど、やはり親戚なのかな・・・と尋ねました。
ブタはもともとはイノシシが変化したものであるらしいですね。(有名なことかもしれませんが、私はよく知らなかったので)
野生のイノシシを人間が飼い慣らして、何代にも渡って人間の環境に適応し、変化した姿が今のブタさんということなのです。
ですから、ブタを野に放てば、また野生化してイノシシのように鼻がグッと出てきて顔も体つきも逞しく変わる、というのですが、本当に!?
またイノシシは発情期が決まっているが、ブタは関係ないらしい。野生のイノシシは子育てが季節に影響されるが、ブタは人間が作った快適な環境の中でいつでも子育てできるからだろう、とのこと。
「イノブタ」はその名の通り、イノシシとブタの間にできた子供のことですが、Tによると、「人間に例えたら、鼻の高い西洋人と鼻の低い日本人くらいの違いしかお互いを感じていないのではないか」と言います。
なるほど!!わかりやすい解説に納得しました。
絵に描くと、描いたもののことを調べたり興味が出たりするので、「へーーーー!そうだったのか!」という発見がとても面白いです。
・・・毎回びっくり面白がっているのは、私だけのような気もしますが・・・
(雪)