絵の先にあるものが知りたいです

とてもアクティブで、色々な場所へ出かけては花の写真を送ってくれたり、楽しい情報をくださる玉麗会会員のKさん。

私が、長居公園の中で単発の水墨画レッスン講座をしている、と知ると「今度の開催日いつですか?行ってみたい」と言って実際に参加してくれたり。

楽しまれてるな〜、フットワークが軽くて素晴らしいな〜といつも思っています。

そんなKさんから、先日「ギリギリ雪舟展に行ってきました〜すごく良かったです!」と連絡が。

とても勉強になった、また色々教えてください!と言ってくださって、私も同志が増えてとても嬉しいです。

 

(いつもしつこく言ってしまうのですが)、美術展などは気になったり興味が出たら、行っておいた方が良いかなと思っています。

「勉強しなくては!」と気負って行く必要もなく、かるーく「フンフン♪」と出かけるのが1番良いかなと思うのです。

今回、雪舟展をブログでお知らせしたことで、何人かの会員さんから「行ってきました」と報告があって、それがとても楽しみでした。

共通していたのは皆、「ま、雪先生も言ってたしな、ちょっと行ってみよか♪」で、出かけて「行って良かった!!めちゃ良かった〜!」となったこと。

 

この「期待値を上げずに気楽に」というのが重要ポイントなのです。

張り切りすぎると、「裏切られた感」が芽生える恐れがありますからね。

 

それから、美術展はたいてい鑑賞後、ドッと疲れます。

作品に対して、無意識にとても集中しているからですね。

なのでできるだけ気楽にお出かけするのがおすすめ。

もし、「良かったからもう1度行きたい」というのなら、次は作家や作品のことをじっくり調べてから行くと、すごく楽しめて理解度が全然変わります。

え〜、同じ展覧会に2回も行かないよ〜と思うかもしれません。

でも、人生、何がきっかけて新しい道が開けるかわからないのです。

 

昔、知り合いと行った映画があまりにも面白くて、翌日もう1度1人で観に行ったことがあり、それをその人に伝えると、「実は私も・・」彼女は3日連続で出かけていたことが判明。

これは極端な例ですが・・・

1つの展覧会が、素晴らしい出会いのきっかけにがなるかもしれませんからね。

 

「夢中になる」「熱狂する」「集中する」「緊張する」という機会は、年を重ねるごとに失われていきます。

新鮮な出来事に触れ合うチャンスが減り、ほぼ毎日、同じ人と同じことを話し、同じ場所で買い物をし・・・同じ行動の繰り返しとなってしまう・・仕方のないことではあります。

しかし私たちには、幸い「絵」がありますよね。

教室へ通う本来の目的は、「絵が上手に描けるようになる」ことではありません。

それはオマケ的なものです。

え?だって絵画教室なのに・・・と思うなかれ。

 

「雪舟展へ行ってみたり」

「先日描いたお花を道端で見つけて観察したり」

「習った絵をハガキに描いて家族に送ったり」

「多忙な毎日、教室の時間を自分だけの空間で楽しんだり」

そういった、絵を描く次の段階を楽しんで欲しいのです。

さらに、1つの行動は、次の展開を生むきっかけとなります。

 

展開の先にあるものは・・・

私にもわかりません。

でもきっとひとりひとり違う道があるはず。

想像すると楽しくなってきませんか?

 

そうやって広がる皆さんの新しい世界を聞かせていただけることが、私の楽しみになっているのです。

(雪)

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