住所は、河内長野市高向２２９２-１。
藤井寺I.Cから３０分ぐらいの所に在る。
高向とはよく言ったもので、駐車場のある場所からは 川を隔てて向こう側に、少し高い位置に在る花の文化園。
今は アジサイ、ユリ、ギボウシ、ムラサキツユクサ、マリゴールド、その他・・・
あまりにも種類が多すぎて名前が思い出せない。
もう少し前にはバラが咲いていたようだが、もうなかった。
見たこともないような花が咲いている広大な温室があった。
ここに食草植えてチョウを飛ばしたらいいのに、と娘と話しながら歩いた。
「うわ、あるやん、こんな所に!」
娘がナツツバキが咲いているのを見つけた。
大きな木の下に、３メートルぐらいの高さの木がひっそりと植えられていた。
１本しかなかったのが印象的であった。
それもよく見ないと通りすぎてしまいそうな所に。
原生林らしき樹々が枝を広げて空を覆い、ヒンヤリしている場所。
そこに、ちょっと登って座ってみたいような形の木があった。
今はアジサイが見頃である。
酸性が強い土地らしく青い花が多かったが、所々ハッとするぐらい赤い花も顔を出していた。
洋アジサイのアナベルが白い可憐な花をびっしり付けていた。
椿園・梅林などもある。
しかし、どの個所もビッシリ植えられている訳ではない。
それに種類が多すぎて、少々戸惑う。
造られた時の意図としてはたぶん、より多くの植物をとのことであったのだろうが、最近は、もう少し ミバを重んじて、広範囲にビッシリが流れではないだろうか。
「うわっ 見た!」と感じるように。
そのせいか人がほんと少なくて「マイ庭園」みたいな趣きであった。
ノンビリ、ユックリ出来てよかったけど。
“私に任せてくれたら、入園者いっぱいにしてあげるのに”
と大胆にも言い放つ母に、娘は言う。
“あまり人来ていらんのとちゃう?”
そうなのか?
（玉麗）
