腰痛で家に籠っているが、家事はする。
手本を描いたり、イベント用のタイトルを書いたりも、目まいや風邪で気分が悪く起きていられない状態でない限り、このヒトは動く。
腰を庇って足が痛くなった話はよく聞く。しかし、自分がその通りになってしまうことにまでは、思いが至らなかった。
ちょっと困っている。いやちょっとどころではない、かなりだ。不自由きわまりない。
過去にこれに似た状態になったことがあって、マッサージ、整形の門を叩いた。
結果は、かえって痛くなった。
こんな時は温めてじっとしていなければならない。私の最も苦手なことを、体が命令している。
ふと、古武士の心境を思った。
エッ、ソレってどんな心境?と言われると困る。
なんとなくそう思っただけのことだから。
(玉麗)