梅雨だから、カラリと晴れることはない。かといって、雨は降りそうで降らない大阪の空。
大気の中には水分がたっぷり含まれているのだろう。植物はそんな環境を好むものが多い。
我が家のルリマツリは曇天を背景に咲き誇っている。
昨年も美しかったが、今年の咲き方は近辺でお目にかかったことがないくらい。
アジサイほどもあろうかと思われる花の付き方で、6月17日(「風が吹いたら忙しくなる)に詳しく書いた。
その時よりもさらにスゴイ!
20日あまりで2回目の満開を迎えた。下から見ても、密集しているから横に植えているサフィニアの赤紫より目立つらしい。
先日も近所の人に「ベランダの花きれいですネ。あんなに咲かせようと思ったら、手入れが大変でしょう」と言ってもらった。
娘は月1回、奈良の高の原まで講師として出かける。
その教室の受講生が毎回、庭に咲いているお花を持ってきてくれるそうで、先日はアナベルとカシワバアジサイ出会った。両方ともすでに本来の色(白)から緑ぽく変化していたが、充分に楽しめる状態であった。
我が家にも今年手に入れたハニーホワイトという名のアジサイがあって、白からグリーンへ、そしてところどころピンクが混じった色に変化している。ちょっと不思議な色合いなので、また玄関へ出しておいた。
玄関側は日が当たらないので花たちには可哀想な環境である。
せいぜい1週間、それ以上置くと元気がなくなる。植物は水分も大切だが、太陽がなくては育たない。
ハクにも登場してもらった。陶製の犬である。彼はダルメシアン。とてもお利口さんで、立派に玄関を守っている。
(玉麗)