先日ちょっとしたハプニングがあって血圧が一気に上昇した。
その日は特別教室の日であった。
最近1日中は無理になったので、私は遅れて行った。
3人だったこともあり、3時ごろ無事終了して帰路についた。
夕食・入浴を済ませ、ちょっと変だナと思っていたら、ベッドに入ってから心臓がドキドキ・息が荒くなってきた。
すぐ、この前と同じ症状だと気づき、娘を呼んで熱いタオル・お茶などを用意してもらった。
2度目なので慌てることもなく落ち着いて対処してもらった。
ドキドキしたら飲んでください、と渡された精神安定剤があると思ったが、薬はなるべく口にしたくない。
少し様子をみようと考えて服用しなかった。
この前より軽く済んだようで、30分ぐらい後には治まり、眠りについた。
翌朝6時前に目が覚めた。
よく眠ったようだが、トイレに立つと頭が痛い。
また横になった。
ウトウトしたようで、起き上がったのは8時だった。
目覚める前に夢をみた。
娘が力一杯自転車をこいでいる。
私は荷台で身を固くして娘の服をつかんでいた。
周囲は凪いでいるものの、湖か海のようでところどころ白い霧が漂っている。
自転車は、一直線に伸びた幅60cmほどしかない水面スレスレのコンクリートの上を走っている。
ハンドルがちょっとでもブレたらと生きた心地がしない。
後ろはきっと異界なのだろう。
娘は黄泉の国から私を連れ出して、自転車で逃走している。
振り向いてはいけないのに違いない。
あっ陸地が見えてきた!
と叫んだところで目が覚めた。
娘が助け出してくれた夢はとても嬉しかった。
でも自転車に乗って逃げるシーンを思い出すと、何とも可笑しい。
(玉麗)