これほど簡単な料理はそう多くない。
目玉焼き。
そもそも「料理」と大袈裟に言えない代物なのに、栄養満点、しかもおいしい。
なぜこんなことを書くかといえば、今までわが家ではほとんど作っていなかったからだ。1年の半分くらいは卵料理をあえてしない。
夏場の卵を食べておなかおなかを悪くしたわが家の住人は、みな卵に弱い。以来、卵を使うのは寒い間だけ。
そんな卵事情のあるわが家で、卵を使う料理はオムレツ、オムライス、卵焼き、どんぶりもの、卵とじ等など。目玉焼きが抜けていた。
先日、ハムエッグではなくベーコンエッグを作った。うん、なかなかいける。ベーコンがカリッとなってホテル並み?卵の焼き加減もヒジョーによろしい。
“玉麗流”目玉焼きを紹介します。
採卵日が当日か昨日ぐらいの卵を買ってくること。(これが重要)
ベーコンは好みのものを。
フライパンを熱くし、ベーコンを半分に切って入れる。
ジュージュー焼いて、裏返す。
ジュージュー音のする所へ卵を割入れる。
火力は中火ぐらい。
白身が白くなったらスプーン1杯ぐらいのお水を入れる。
ジャンと音がして湿気が上がる。
すかさずフタをする。
火力をほんの少し弱め、1分ほど待つ。
ガラスブタを通して好みの固さを確認し、火を止める。
すぐフタを取らないとベーコンがフニャとなるので注意。
キャベツ千切り、あるいはレタス、トマトなどを小わきにのせた皿に移す。
塩こしょう、しょうゆ、その他好みの味でどうぞ。
わが家はフライパンの中では目玉であるが、お皿にのると片目しかない。ベーコンも1枚分。ただし野菜はたっぷり。
朝食はこれで充分なのです。
(玉麗)