ぼたん

昨年牡丹を2鉢買った。
ピンクと赤。淡い色の方は息子の庭に植えた。真っ赤なのは鉢のままわが家に置いて、2ツ咲いた花を楽しんだ。

けれどもこれは本来、地面に植えてやってこそのもの。その年の終わりに持って行って、ピンクの横に植えた。

それが今期、みごと咲いた。
数も昨年の倍。やはり土のちからはスゴイ!!

ヨメさんが抜いた草を放置してくれたおかげで堆肥になり、その土(腐葉土)をスキ込んでやったのが功を奏したようだ。ピンクも健在で美しく咲いているという。

息子が植えたという芝桜が愛らしく咲いている写真を、メールしてくれた。

この庭は土が痩せている。芝桜はひょっとすると、砂地の方が黒いフカフカの土よりも育成に良いのかもしれない。

地を這うようにびっしりと、短い芝のような茎が伸びている。常緑であることが好ましい。もちろん、花の咲く今頃がいちばん美しく、濃いピンクが華やかな絨毯を敷いたように見える。

わずか50センチ四方しかないのに、思わず見てしまうほど引力を持っている。

近所の公園のよく肥えた土に植えている芝桜は、ようく見ないと別の花のようだ。茎が伸びてしまうと、びっしり感に欠けるからだろう。

荒れ地の方がいい感じに育つって、なかなか頼もしいじゃないか。

(玉麗)

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