ヤツに本を与えるナ。
ヤツとは自分のことだ。
読み出したら止まらないヒトだから、極力買わないようにはしている。
けれども、本屋の前を通ったら、吸い寄せられるように入ってしまう。
じっくり選んで買う人もいるが、私は直感を頼りに面白いかどうかを判断し、的中率は70%ぐらいではあるが、かなり速いスピードでこの本にしよう、と決定する。
ちょっと前までは、1度に3冊ぐらい手に入れていたが、そんな無謀なことはもうしていない。
3冊もぶっ通しで読んだら、目が潰れてしまう。
キケンは回避しなければならない。
昨日Kさんから、果物を送りますと電話があった。
気配り屋の彼は、私が夏バテしないよう無理はしないで楽しく生きてくださいよ、といつも言ってくれる。
Kさん依頼の絵を描かなければ、と気が焦る。
しかしここで無理をしてしまったら、秋口に困ったことになる。
日々冴えない状態にでもなってしまったら、計画が大きく狂う。
あと少し、暑さがおさまってから始動しよう。
イメージ図は出来上がっている。
これさえ終わっていれば、半分描いた気分である。
今朝スコールのように雨が降った。
すぐ止んだが、そのおかげで少しだけ気温が下がった。
でもまたすぐ暑くなる。
昨日デパートを散歩して、これで眠れると思ったが、そううまくはいかなかった。
やはり2回は目が覚めて、2回目はなかなか寝つかれなかった。
本を10時過ぎまで読んでいたせいでもある。
ヤツに本を与えるナ。
この本を最後にキッパリと読書から離れよう。
来春の展覧会まで本を買わないゾーッ。
(玉麗)