昨日より、今日はマシになった。
血圧が少し下がり、心臓のドキドキの回数が減っている。
しかし依然、脈は不規則に飛ぶ。
びっくりすることがあると血圧はパーンと上昇し、動機は激しくなる。
夕方になると不安と息苦しさを覚える。
スー・ハー・スー・ハーと大きく息をして、呼吸を整え、横になっているとおさまってくる。
長い間目まいに苦しんできた。
最近やっと解放されたのかと喜んでいたら、次は高血圧である。
なんでこうなる。
私と同年代で元気な人はいっぱいいるのに・・と思ったこともあったが、彼らは例外を除いて皆すでに仕事をしていない。
家の中でのイザコザは無くはないだろうが、外部から受けるストレスはほとんど無いと言ってよい。
他人に教えることを職業に選んだ時から、ストレスと対峙することはわかっていたが、年と共に耐えきれなくなることは経験してみないとわからないことであった。
人と接することが大したストレスにならない人もいる。
私はその対極にいるらしい。
前に鈍感力について書いたが、このパワーを一切持たない者にとって。神経を擦り減らすことは身を削ることと同じ。
少しずつ削ってきた身から、悲鳴が上がり出したということなのだろう。
主治医から仕事のしすぎですよ、と注意を受けたことがある。
もう10年前のことだ。
あの頃は個展で忙しかった。
今回の体調不良で、検査の結果次第では、決心しなければならないことになるかもしれない。
体に、エエ加減にせいと言われている気がする。
「龍を描く教室」は12月7日で終了する。
そして「40周年記念展」が来年2月に催される。
今は体を騙し騙し過ごそうと考えている。
(玉麗)