あも

教室で、面白い和菓子を教えてもらいました。

それは、もなかの皮で「あも」というお菓子をサンドしたもの。
それだけ聞くと普通のもなかですが、そのもなかの皮に百人一首カルタの歌と絵柄がプリントされているのです。

百人一首の歌のうち、滋賀県にまつわる25種が選ばれているそうです。
買ってみることにしました。

左:叶匠寿庵の「あも」 右:あも歌留多(別売りです 5組入りを買いました)
あも歌留多の中身 1組がねずみの絵柄なのは、お正月用だからでしょうか
あも(竿もの)
「あも」の中には柔らかいおモチが入っています
「あも」をお好みの幅に切って、2枚でサンドします

玉麗先生には大大吉のねずみもなかを。
私はどれにしようかな?

・・・ちょっと待って下さい。5組(今回は4組)の絵柄のうち、同じに見えるのが2組あります。

「いや〜どうもどうも」これは同じおじさんに見えます
この方は誰なのでしょうか?歌もよめません
「あも」の言葉の説明は、「モチ」となっていました

気になったので、このおじさんを調べてみました。

発見しました。

前大僧正慈円
95番「おほけなく うき世の民に おほふ哉 わかたつ 杣に 墨染の袖」

 

(現代語訳)身の程もわきまえないことだが、このつらい浮世を生きる民たちを包みこんでやろう。この比叡の山に住みはじめた私の、墨染めの袖で。
(-小倉山荘ホームページより引用)

 

「あもかるた」は、皮の部分はカリカリで、「あも」との相性バッチリで美味しかったです。

(雪)

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