水槽で大きなメダカ達の間にチョロチョロ動くものがいる。目をこらすと、赤ちゃんメダカ!!よくマア生き残って・・・・・。親達に食べられずに、しかもしょっちゅう洗うのに、どうやって生きていたんだろう。
すでに5ミリぐらいの大きさに育っている。それでも今後エサにされるかもしれない。慌ててボールに水槽の水を入れ、移してやった。根のついた柳の木も入れた。寒くなるまでに、しっかりエサを食べて大きくなるンだよ。
今年育ったのはこの1匹だけ。暑さで卵がダメになって、そのあと気をつけてやらず、エサと水槽の掃除だけで夏は終わった。
メダカは繁殖させようと思ったら、こまめに卵を移動しなければ、孵化した子らはエサになってしまう。
今夏、そうした努力をしなかった。何となく、そうなった。風太の喪失がいちばん大きな原因ではあるが、カエル達の世話が増えたこともある。
ピッピッと動く時代を過ぎて、もう1人前にスイスイと泳いでいる。よく頑張ってここまできたねェ。もう大丈夫。逃げ回らなくてもゆっくりできるよ。でも1匹じゃちょっと寂しいか。
(玉麗)