雨が今夏の暑さで疲弊した大地を
潤している。
しかし、平地なら潤すで済むが、
山間部は脅威だろう。
このところの異常気象はまるで、
巨人が暴れ回るのをなすすべなく逃げ回る
映画の世界そのままだ。
日本は沈没する
地球は滅亡する
との言葉に、荒唐無稽と笑っていられない
世の中になった。
地球が消滅するなんてとても実感できないし、
それは自分たちがたぶん死んだ後だと
みんな思いたい。
だからこうやって、
ベランダの掃除をし、
花を植えなくちゃと思い、
カエルと遊んでいられる。
今自分が出来ることを、したいことを
淡々とする。
そういうことなんだなと思いながら
ブログの原稿を書いている。
とにかくニュースがありすぎて、
近辺が忙しすぎて疲れ果てた今年の夏。
秋雨前線が洗い流そうとしている。
流れそうにないものも
せめて表面だけでも洗い流し、
何とかしようと雨が降っている。
(玉麗)