秋の虫(+動画ノブドウ)

(本日の動画はブログのいちばん最後にあります)

虫たちはいくら暑くても、季節が立秋をすぎていることをちゃんと知っている。

1週間ほど前、木の上でリ・リ・リと鳴いているのを聞いて思わず、「来たねェ、今年も」と言ってしまった。
通りがかりの人は、誰と話しているンだろうと思ったかもしれない。
もっとも、歩きスマホの時代、独り言を言っている人はいっぱいいる。

フィリリリリと鳴くのは、クサヒバリというらしいが、私は姿を見たことがない。

私の耳にはリ・リ・リと聞こえるカネタタキの声、偶然捕まえた小さな虫をベランダで放してその声を聞き、感動したことがある。

部屋の中へ入ってきたこともあり、カネタタキには特別な思い入れがある。

雨が降って本の少し涼しくなった夜、虫達は喜んで合唱する。

こんな街中でも、樹木や下草が多いので、彼らの生息場所はあちこちにあるに違いない。

スイーッチョンと鳴いているのは、子供の頃、畑の道端などで見かけたが(キリギリス)、コウロギさえも近づくと鳴きやんでしまう。

虫の姿を見ることは、とても難しい。

ひょっとしたらカネタタキは都会っ子なのかなと思うほど、最近よく耳にする。
たぶんあちこちでいたのだろうけれど、聞く方の私が耳を澄ましていなかったのだとも言える。

虫達の集く(すだく)声をしみじみと聞くようになるには、年月の重みが必要なのかもしれない。

(玉麗)

べべ・ロッカの
「水墨画3分ムービー 100回シリーズ」
第56回は「ノブドウ」(2分52秒 音あり)です。

【雪ログ】
ノブドウの絵を初めて見た時、
アメちゃんみたいにカラフルな実の色に驚き、
「これはちょっとやりすぎでは」と思いました。

でも本物は、そのまんまの色でした。
どんな色遺伝子なのだろうか!と不思議です。

本日はもう1本、アゲハ動画第3弾です。
サナギになったタロウとジロー。
実際の彼らはすでに羽化して飛び立ちました。
昨日、家の近くで2頭のアゲハチョウに出会い、
「タロウ!ジロー!」空に向かって思わず挨拶しました。


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