寸松庵色紙に、リス、コスモス、ノブドウ、地蔵を描く。
10月1回目の課題に取り組んでいる。
何しろ4枚。皆さん黙々と頑張っている。
30分ぐらい過ぎると、次々と「描けました」と私たちのところへ持ってくる。
私たちはそれを受け取って、添削する。
日曜クラスはその日、8人であった。
32枚に手を加えるのが、私たちの仕事。
リスは小太りが多く、タヌキリスになりましたと笑っていた人が何人か。
ノブドウは皆さんとても上手。
地蔵は、悟りきった顔、ちょっと不機嫌な表情、黒目がちな美形、ヒゲみたいなのが生えてるの、実に様々で楽しませてもらった。
1番難しかったのがコスモスだったようだ。
花はなんとかなっても葉がねェみたいなのが多くて、すべての習作に手を加えることに・・・。
顔のある課題が面白いのが出来上がると、今回のことで証明された。
私の絵は確かに整って美しい。
しかし、キヲツケ!!をしている。
先生の絵は品があって大好きです、と言ってくれる方が多いが、本当はもっとズッコケた、面白いものを描きたいと思っている。
けれどもネがマジメなもので、たぶんキッチリ描いてしまうのだろうと分析している。
そのうち、オヤッと思えるような絵を描く日が来ることが、私自身楽しみだ。
1年に1回ぐらいは、3〜4枚を一気に描く日を、これからも作りたいナと考えている。
(玉麗)