アメリカのテレビドラマをプライムビデオで見ている。
これがまた長い。
「プリズン・ブレイク」を凌ぐ量で、私向きなのは毎回解決すること。
つまり1話完結型。とにかくスピードが違う。
複雑な殺人事件を45分でまとめてくれる。
あまりにも会話が速いため、所々わからない。
でもそんな些細なことはどうでもよいのだ。
アメリカ海軍関係の事件をSCISノ捜査官ガフルスピードで解明に導いていく。
ボスのギブスは、50代の設定か?
せっかちで説明を聞こうとしない、勘で動く人。
ディノッゾは、そんなボスに時々頭をはたかれる。
お調子者、冗談好き、女好きのイケメンということになっている。
マクギーは、トニー(ディノッゾ)にいびられながらも全てに一生懸命、真面目で頭脳派。
女性の捜査官は殉職したり、転勤で時々変わる。
女性科学者アビーが、子供のような好奇心と行動でとてもチャーミング。
そして検死官、往年のイリヤ・クリヤキン(デヴィット・マッカラム)。
博学、精神分析OK、おしゃれで愛すべきダッキー。
これだけ魅力的な人物を配して、毎回ドラマが繰り広げられる。
アメリカ人はドライだと思っていたのに、シュンとするシーンなども織りまぜて。多分とても人気のドラマであったことを窺い知ることが出来る。
私にとって1番の魅力は、会話のテンポが速いこと。
ウィットに富んでいて、時々1人で声を出して笑うこともある。
ギブスがコンピュータと対峙するシーン。
苦手な電脳が今まさにペンタゴンを破壊しようとしている。
あと数秒でストップさせないと・・・・・・。
彼は拳銃をぶっ放した。
ムチャクチャだけど痛快である。
パソコン苦手の中年以上に、拍手喝采を受けたことだろう。
(玉麗)