雛祭りの歌は、子供が歌うのはもちろん、大人の歌手が歌っても雅で可愛いものだ。
毎年時期になると、食品売り場に繰り返し流れるが、耳障りとは思わない。
ジングルベルとはひと味違った趣があると感じているのは、私だけではないだろう。
雛祭りの日、わが家は例年通りであれば、ちらし寿司を作る。
私の体調が悪く、できなかった年もあった。
今年は鯛の握り寿司を作った。
わが家の鯛握りは私の母が作っていたもので、生ものの苦手な人だったから、酢につけた切り身が白っぽくはじけたのを酢飯にのせていた。
私はちょっとアレンジして、大葉で巻いたり、その上にさらにミョウガをのせたり。
娘に、酢飯を握って鯛をのせ大葉で巻く作業をやってもらった。
私は隣で汁物と一品を作る。
「これ作ってたらよだれが出てきそう」
娘の言う通りで、私も先ほどからお腹がグーグー鳴っている。
出来上がり!
早速テーブルへ運んで、頂きまあーす。
美味しかったです、とても。
仏壇と風太の遺影の前にも供えました。
3月3日はおんな達のお祭り日。
(玉麗)