100歳まで

季節とはけっこう気まぐれなもので、春の兆しに無防備でいたら寒波が戻ってきたりする。

寒波とは言えないまでも、ポカポカ陽気に慣れた頃急に寒くなったりすると、喉が変になったり鼻水が出たり、風邪の兆候に慌てる時がある。

コロナだって消滅した訳ではない。

昨日ちょっとやっかいな件があって、今朝は頭痛と首の辺りの凝りがひどく、外出予定をキャンセルした。
まさに、朝になってみないとわからないヒトだ。
午後は少し楽になり、食材を買いに出たがやはり少々寒かった。

春は行きつ戻りつ・・・と毎年書いているように思う。

不調だったのは、作品を2枚描き、新しい企画の構想を練っていたせいでもある。
体調が良い時は、ついつい集中して仕事をしてしまう。

年のことをすっかり忘れて・・・・・。

友人が言う。
「私って長い時間集中できない人だから元気なのかも」

「それって一理あると思うよ」
と返しておいた。

もう今さら、各々の性格や習慣を変えることはたぶん不可能だ。
習性に従うより他はない。

そうやって寿命が決まっていくのだろう。

彼女は
「私は100歳まで生き延びる」
と張り切っている。

頑張ってくれい。

スーパーの前の植栽にスギノコが生えてきた。

毎年ワサワサしているのに、昨年は見当たらなかった。
ひょっとしたら今年はツクシも顔を出すかと、前を通るたび目を凝らしている。

春になったら毎年芽を出すものでもないようで、ふと見た時に見つけたらラッキーな気分になる。

同じように見ている人と挨拶を交わしたくなるのも、この時期だ。

(玉麗)

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