「イヤー、よかったですワ。」
思わずオヤジギャグを口にしてしまいそうな・・・ぐらい、『イヤーウォーマー』は名案であった。
ただ、ポコッと乗っけている感じなんで、すぐ落ちてしまいそうになる。
ゆるーいクリップ状の物があれば、それで止めるといいんだけど、ないわねそんなの。
どうよかったのかというと、まさに「ウォーマー」、あったかいのである。
フロ上がりのポカポカしている耳につけるとそのまま温かくて、不思議なことに体まで温かい。
つまり湯冷めしないのだ。
耳ってこんな役目もしていたのかと、今更ながら気がついた。
じゃあ今までどうしていたのかと、疑問に思われるかもしれない。
耳まで包むように、スカーフをターバン風に巻きつけてみたり、ハチ巻き風にしてみたり、いろいろ工夫はしていた。
しかしマアあまりパッとしないまま、春になる。
毎夜ベッドに入る前に15〜20分ぐらい部屋の中を歩く。
廊下と玄関の方が少々寒いので、どうしても耳の保護が必要となり、前述のことをしながらウロウロしていた。
髪がペタンコになるから、全体には巻けない。
耳だけ温かくする方法って、けっこう難しかった。
このイヤーウォーマー、改良の余地はかなりある。
完成品が出来上がったアカツキには、外へもつけて行くゾーッと意気込んでいる。
(玉麗)