私の睡眠を妨げるものは、カエルだけではない。
夜の間ベランダに出されて、ク・ク・クと言っても、ケコケコと呼んでも、私は知らないことになっている。
雪が、昨夜ケコケコと言っていたけどベッドに横になってすぐだったから、放っておいたらしい。
朝、ウンチを見つけて、「やっぱりスリムは賢い」となった。ウンチしたから取り除いて、と訴えるカエルなんていないワ、きっと。
今回は、カエル自慢ではない。カラスだ。
睡眠妨害だ。
つまり、私が今日眠くて仕方ないのは、ヤツらのせいなのだ。
今朝、3時40分ぐらいから、どこかかなり近いところでカアカア言い出した。別のがまた呼応する。
約30分、彼らは私の耳を占拠した。
私だけではないと思う。この近隣の住民は、あのウルサイ鳴き声に辟易したに違いない。
しかし、雪に尋ねると知らないと言う。
あーなんということだ。
眠りが浅い、耳ざとい者のツラさよ!
そういえば、スリムだと思うが、カラスの鳴き声に反応して、ク・ク・クと確かに言った。
どんな意味があるのか、私には全くわからないが。
(玉麗)