先日、新聞の「無いものは作る」のタイトルが目に入った。
あとでゆっくり読もうと思っていたのに、その日は忙しくて片付けてしまい、捜したが、その日の分は何かに使ったようで読めずじまい。
しかし、「無いものは作る」ことを子供に教える講座のようであったと理解している。
素晴らしいことだ。
この世に「モノ」は溢れていても、いざコレが欲しいとなると、なかなかピッタリのものは見つからない。
「作る」より「創る」と書いた方が良いだろう。
私は、無いものは創っている。
あるものを利用することも大切だ。
カエルハウス、手作りである。
最初はケースに入れただけだった。
しかし、彼らの世話をするのに、立ったり座ったりがシンドイ。
次はあっちこっち持って行くのが不便と感じ、それなら、キャリーの上に台を作ってハウスを載せれば良いと考えた。
スリムはマルコに踏んづけられて、そのたびにク・ク・クと私たちを呼ぶ。
ジャンゴは大きいので、他の2匹をぺチッと餌扱いする。
結局、1匹ずつ入れることになり、台の上には3ツのハウスが並んでいる。
全体で85×45センチ、結構大きい。
リビングにデンと在るが、キャリーの上に載せているので移動は至極カンタンである。
このように、我が家に合ったものを、使いやすく工夫することは私の最も楽しい創作活動のひとつとなっている。
そんな訳で、我が家のベランダからはトントン、ギコギコと物づくりの音が、時たま聞こえる。
(玉麗)