夏の花、タチアオイです。
花の色はいろいろありますが、赤とピンクで描きました。
今回のポイントは、濃淡を綺麗に出すことです。
何度やっても、濃淡を作り出すのは難しいと誰もが感じることだと思いますが、筆の持ち方、絵の具の取り方、運筆、それらを全て使いこなせば必ず成功します。
いつも言うことではありますが、手本のような濃淡が思い通りに出せない場合、手順のどこかが間違っています。
今一度、面倒がらずにきちんとこなしてみましょう!私が観察する限りでは、うまく濃淡が出ていない人は、たいてい作業のどこかをはしょっています。それでは濃淡は出ません。バレバレです!
絵を描く時にも「守破離」は存在します。
守る=まずは教えられた通りのやり方に沿って練習し、身につける。
破る=次にそれをあえて無視してみる。
離れる=最後に自分のオリジナリティを追及する。
(若干違うかもしれませんが、私はこのように理解しています)
我が道を行くのもよいですが、こだわらず素直に言われた通り練習してみるのが、いちばんの近道です。(できない、と思いこんでいると、いつまでたってもできません)
そして玉麗先生や私の運筆を観察してみてください。
(雪)