ある曲をなんども繰り返し聴きながら、この記事を書いています。
なんの曲?
11月9日のイベントで、オープニングステージ「百花繚乱」の中で私が担当する墨絵のテーマ曲です。大森ヒデノリさんがこのイベントのために作曲されました。(勝手にテーマ曲、といっていいのかな?)
(左より、フィドル:大森ヒデノリさん、ギター:さくらいじゅんさん、バウロン:ケンさん)
3人のアーティストの方が演奏されるステージで、その横で墨絵を描きます。なんて豪華なステージでしょうか。
墨ライブを始めたころから、いつかオーケストラやバンドと共演できたらなあ〜〜夢みたい〜なんて、おぼろげに考えていました。その夢がこんなにはやく叶うとは!音楽が、大好きなんです。
有名な絵画のなかには、音楽をテーマにした作品があるし、その逆で絵画から誕生した曲もあります。クラシックで有名なのは、ムソルグスキーによる組曲「展覧会の絵」です。
私たちの墨ライブのように大きな和紙に絵を描くパフォーマンスをする方はおられます。演奏者との共演をしている方の動画などもみたことがあります。水墨画の場合は、どうしても和風になってしまうようです。
水墨画だからって和風にこだわることないじゃないか?
談山神社での親子展の際、墨ライブを行いました。そのときの宮司さんとのやりとり。
雪「けっこう大音響で音楽をかけますがよいでしょうか?」
宮「かまいませんが、どんなジャンルの音楽ですか?」
雪「クラシックです」(やはり神社ではダメなのかな?)
宮「ああ、クラシックはいいですね!やたら和風にこだわるのは好きじゃない」
とても柔軟で素敵な宮司さんで、ホッとしました。墨ライブのテーマ曲は「これ」と決めているわけではありませんが、私のお気に入りのクラシック曲の中からハデなもの、そして時間を基準に選んでいます。
ところで、冒頭のテーマ曲、とても気に入っています。素敵な3人の皆さんの演奏される、こんなカッコイイ曲と一緒に絵が描けるなんて!いまから胸が高鳴っています。