8月1回目のテーマは「水車小屋のある風景画」です。
墨だけを使います。
今回は時間がかかります。
がんばりましょう!
まずは、エンピツで下図を描きます。
水車の位置が重要ですので、1番に描きましょう。
1.水車(水車にかかる水)
2.小屋
3.川岸
4.樹木
の順番でいくと、描きやすいです。
大まかな線で良いので、ちゃんと下図(あたり)を作ってください。
墨でいきなり描くのは難しいです。
水車を描く時には、水車の上にかかる水の部分を白く残すことが大切です。
忘れないよう気をつけてください。
下図ができたら、墨を使って筆で描いていきましょう。
全体をまずサッと描いてから、細かな部分や濃い部分を重ねてゆくようにしてください。
まとめ
① まずエンピツで下図を描く
② 墨で全体を大まかに描いてゆく
③ 細かいところ、濃いところを少しずつ重ねて仕上げてゆく
流れとしてはこうなります。
風景画の面白さ・難しさ・描き方のコツは、花や生き物とはまた違います。
漠然と景色を描くのではなく、まずはよく観察してストーリーを思い浮かべるようにするのも大切です。
レッスン内では時間が足りなくなるので、下図を作りながら、墨をすりながらでもいいので、イメージしてみてください。
見守っていますので、運筆がわからないところはなんでも聞いてくださいね。
とても良い作品ができますよ!
(雪)