植栽ボランティア

私の住むマンションの現理事長は、マンションの価値を上げる方法の一つとして、植栽環境の整備を理解している方であると、期待している。

緑がまばらになってしまった場所に移植を提案したところ、ボランティアを募ってみんなで頑張ろう、となった。

シンボルツリーのケヤキの下に笹が生い繁り見苦しいので、これも除去する。と言っても引き抜けないので、ハサミで切り取ることになった。

子供達がこんなによく働いてくれることを、孫のいない私は知らなかった。ボランティアとして集まってくれた人達は15人。その中には子供3人が含まれていた。

彼らは小さな手にスコップを持って穴を乗り、水を遣り、笹をハサミで切ったりする作業を、誰1人文句を言うことなく、むしろ楽しそうにやってくれた。

黄金マサキは20本、不都合なく移植された。今までは10センチぐらいしか離れていなかったのに、今や60センチの間隔でのびのび植えられた。養生用ロープも張られている。

根方には除草された草や、ケヤキの下の笹の葉などが敷き詰められ、これで乾燥からも守られることだろう。

1リットルぐらい汗をかいたように思う。
午前中は娘とマサキを1本掘り、植える予行演習もやっておいたので、今日は2回大汗をかいた。帰宅すると、紅茶とおやつが待っていた。

次期理事長も参加してくれた。植栽に関心を持ってくれる人達が増えることは、とても喜ばしいことだ。

(玉麗)

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