それにしても、なんと美しい色であることよ。
今年もまたルリマツリが咲き誇る頃になった。
この花は6月から咲き始め、ずうっと夏中楽しませてくれる、わが家の最優秀花である。
その色たるや、誰から問わず見せびらかしたくなるほど(と言って、今年は誰にも見せられないが)鮮やかで透明感がある、まさしくルリ色なのだ。
私は、わが家のルリマツリより美しいルリマツリを見たことがない。
なぜこんなに自慢できるか。
それは、下の花壇に植えた、この木の分身が全く冴えない色、形状であることから判断している。
近所にも、生垣に植えている家があるので、比較できる。
それらはすべて地に植えられているのに、なのだ。
たぶん、ルリマツリは水と太陽を非常に好む花木で、日の出から3時頃まで陽が当たるわが家のベランダがいたく気に入っているらしい。
1日3回水を与えることにも、おおいに感謝してくれているようだ。
そして、それはそれはキレイな花色と形状で、感謝の意を伝えてくれる。このようにブログにも書いて自慢することを、かのルリマツリ達は知っているのだ。
ルリマツリ達、と書いた。
今わが家には、大きな木(1.2メートルぐらい)が1本、その挿し木(約50センチ)が5本ある。
毎回水やりのたびに話しかける。
「キレイやねェ、ほんとにキレイな色だこと!」
(玉麗)