秋の野辺に咲く青紫の小菊、ノコンギク、ヨメナ、カワラノギク。
キク科に属し、これらを総称してノギクと呼んでいる。
園芸用の菊で青系のものは見ない。
ひょっとしたら、DNA操作であるかもしれないが、私は見たことがない。
青紫は野に置いてこその色なんだ、と納得している。
9月1回目の教室で手本となっているのは、ノギク。
今までにも何度か描いてきた。
けれども秋といえばやはりノギク、青空のもとで、あるいはそぼ降る秋雨に濡れながら、咲いているのを見つけると嬉しくなる。
トンボを止まらせてもいい。
花を左に寄せて、根方に雀を一羽描くのも様になる。
黒い花瓶に赤マンマと一緒に挿す構図もいいナア。
下の集会室教室の時、またしても3分間ほど草抜きをして、シマッタ!
そして、縞蚊に血を提供する羽目に。
今日は3カ所で済んだ。
エアコンの外機周辺だったので熱風が出ている。
蚊も熱には弱いようだ。
少し涼しくなったら、ヒガンバナやノギクの咲く野辺に行ってみたい。
もうずいぶん前に遠出した時、道の駅か何かでトウガラシを束にして売っていた。
それを買って近辺を歩いたが、ノギクがいっぱい咲いていたのを覚えている。
(玉麗)