年末の徒然

「隣のマンションの修繕工事、半年近くかかるんだって。鬱陶しいだろうねェ」
友人から電話があった時、そう言っていた。

そうなのだ、マンションに住む者達にとって、15〜20年の周期でやってくる大規模修繕工事はあまり嬉しいことではない。

終了後、劇的に快適さが向上するというのならまだしも、外壁がキレイになったぐらいでは、そのために強いられるストレスの度合いとの差は大きすぎる気がする。

今日は昨日より冷たい風がない分、寒さが和らいでいる。
ベランダが南側に在ることの恩恵を充分受けるのは、寒い時のこと。

あと少しでサナギになるためのラストスパート。
食べる音はあまり聞こえない。
このグリン達はすべて新芽で育てることが出来た。

若い葉を食べて育つと、グリーンのサナギになる?
どうやらそれは実証されたようで、今期の子達は次々と緑色の美しいサナギになっている。
寒くなると成長が遅いので、何だかずいぶん長い間幼虫の世話をしている気がする。

最後の1匹がサナギの準備に入ったので、これで皆変身完了です

 

越冬中にフイに暖かい日があったりすると、すぐに羽化してしまう。
北側の寒いベランダに出しているにもかかわらず。

娘と旅したアゲハが今日帰ってくる。
2頭はどんな旅をしてきたのだろうか。

隣のマンションのことを話してくれた友人にこの話をすると、たぶん目を丸くしている様子が目に浮かぶほど驚いた。

「エーッ!? チョウチョ連れて!!」

(玉麗)

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