雀が賢くなってきている。
先日、八尾のコンビニ前での出来事。
買物をして車に戻ると、娘が「雀がエサをねだっている」と言う。
見ると、私が座った側のドラミラーに一羽が止まって、こっちを見ている。
パンをちぎって窓を開け、くちばしの近くまで持っていく。
今までの雀ならたぶんパッと飛んで逃げた。
ところが、私の手の先のパンを躊躇することなく、ツイとついばんだ。ここにもいたのだ。
帝国ホテルの近くにも、同じことをする雀がいた。
一群の中で一羽かせいぜい二羽、人間を恐れず近付いて来るのがいる。
それがどうなのだと言われたら、ウーンと考え込むが、より多くのものを得ようとする彼らなりの知恵と努力を見たような気がする。
(玉麗)