つくしを見つけて喜んでいる私の目に、
オニタビラコの蕾がチラッと見えた。
キミ達を野放しにしておくと、
そのうち花壇を乗っ取られる。
明日教室があるので無理は出来ないが、
ちょっとだけ草取りをしよう。
30分だけと自分に言い聞かせて、
草取り道具をペーパーバッグに入れる。
以前は、緑の会があって、
何人かで花壇の手入れをしていた。
今は業者任せなので、
1年に何回かの植栽作業の時以外、
草が生えても抜く人はいない。
それでも仕方ないのだけれど、
とにかくオニタビラコとその仲間
(種子を風で飛ばすヤツラ)だけは許さない。
やり出すと止まらなかった私も、
最近はすぐ越が痛くなり、
“もうここだけにしよっ”と思ってしまう。
それでも帰って時計を見ると、1時間はがんばったようだ。
風はちょっと冷たいぐらい。
16℃。
よく乾燥した爽やかな1日であった。
洗濯物がカラッと乾くこんな日は、女性達のうれしい日。
通りすがりにNさんが
「毛布を洗ったけど、今日は乾きがいいねエ」
と笑顔で言った。
(玉麗)