世の中では色々と痛ましい出来事があったり、憤りが尽きない惨事が続いていたり、思わず私もひとこと書きたい事件が勃発する。
けれども、玉麗日記はひたすら私事と身の回りの変化だけを綴って、前を向いていようと決めている。
そのような事に、私の出る幕はないと思い定めて。
夕方6時、辺りはもうすっかり暗い。
ベランダへ出て1ツだけ残っていた洗濯物を取る。
ア、何か頭の中がスッとした感じ。
ひょっとしたら血圧が下がったのかも。
今朝食事の時、娘が「目、赤いよ、切れたのかな」と言った。
鏡を見ると、右目頭の辺りが切れて真っ赤、般若のような目になっている。
頭痛が続いたら、時々こういう事になる。
血圧が高くて頭の中が切れたら事は重大であるが、目の中なら少々ミバは悪くなるが、マア許せるというか。目の中で良かったとその都度思っている。
体のどこか1カ所の血管が切れる、それはきっと、細長い風船がどんどん膨らんで今にも裂けそうになった時、1カ所弱いところがあって、そこから空気がシューと抜けたようなものなのか。
風船はパーンッと破裂はしなかった。
しぼんで静かに空気が抜けてゆく。
私の血管という名の細い細い長い風船は、、目の中の小さい穴を見つけてほんの少し空気を抜いた。
それで頭の中の圧が少しだけ収まったのだろう、と解釈している。
明日は今日より、ちょっとだけでいいから軽い気分になってほしい。
(玉麗)