花ざかり

教室の帰り、大阪城公園横を通る。
先日娘が、ある場所で撮った桃の花の写真を見せてくれた。

そうだ、桃園へ行こう。

その前に、ビルの1階にある天井の高いタリーズへ寄ってお茶。
イチゴのシフォンケーキが美味しかった。

桃園での第一声。「うわ〜可愛い!」

入ったところに白・ピンクの枝垂れ桃、5分咲きで蕾がなんとも愛らしい。

次の声は「エ〜、桃ってこんなンだったア?」

公園内の桃は全て花桃。
実を食す桃の花しか知らない私達は、これ桃かいナと驚きの声を上げる。

天に向かってシューと伸びた枝に、びっしりと花がついている。
すべて八重咲きで、赤と白・ピンクと白・赤・白と、バラの花を思わせるような華やかさ。

その日はうらうらと晴れて幸楽日和。
桜と雪柳の響宴も見られて、けっこう人出があった。

家に帰ってベランダへ出ると、なんとマアどこからこんなに集まって来たの、と言いたくなるくらい下の広場に人がいた。

子供達がほとんどで保護者もチラホラ、賑やかな声が響いてくる。

日向柑の木をようく見ると、ワッ、蕾が出ている!
アゲハの卵くらいのから、もうすでにマッチ棒の先ぐらい大きくなっているのまで、いっぱい。

2個成っている実はまだまだ食べられない。
来年はもっと成って欲しいものだ。
春爛漫、これからしばらくは人出が多いことだろう。

(玉麗)

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