快方へ

私がウダウダしている間にいつも季節が変わる。

というより、季節が変化する頃、私は決まって体調を崩す。

夏から涼しくなっていく時期であったり、冬から春に移行する3月、あるいは今回のように春から初夏にかけての時もある。

1ツの季節に溜まった疲れが、ギシギシと妙な音を立てて体のあちこちを痛めつけ、ある日ユラリと私を倒す。

頭重が頭痛に変わり、微熱が出る。
おなかが痛くなる。

胃部不快感、もう何でもござれであるが、死に至るほどの病ではない。

体中からエネルギーが抜けた状態なのか。

食欲不振で、体重が減る。

40キロぐらいになったが、今回はマア食べていた方なので、大台(小台か?)を切ることはなかった。

以上、一通り過ぎて、快方に、向かっている。

娘が甲斐甲斐しく立ち回り、仕事をこなしながら、買い物・食事の用意・洗濯を一手に引き受けてくれた。
合間に掃除機をかけたりも。

おかげでわが家は滞りなく動いている。
ありがとう、もう大丈夫みたいだからネ。

ちょっと動いて、ソファに横になる。

昼ごはんの後は昼寝する。

しばらくは様子を見ながら、体をだましだまし動くことにしよう。

ジャンがこっちを見ている。
元気になったらキミ達の食糧採集に行くからね。

ベランダへ出たら、姫リンゴがひとまわり大きくなっていた。

(玉麗)

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