季節が変わるたび寝具を取り替える。
ちょっと暑くても、やや寒くても、夜中に眼が覚めるヒトは、全くもって面倒事が増える。
先日ふとんカバーを作り、ベッドの足許に細くたたんで用意している。
寒っとなった時のために。
しかし、まだけっこう暑い。
涼しくなってきたと思って喜んでいたら、翌日から蒸し暑くなったりする。
まだしばらくは合掛けの出番はないだろう。
さりとて、夏ぶとんだけでは寒い時もある。
もう20年以上前に手に入れた綿毛布、しっかりと厚手でキングサイズ。
買ったものの大きすぎるのと、若かったので少々暑いとの理由で、しばらく使っていない時期があった。
下の方を切って風太の敷物にしてやったら、寝る前ホリホりするので、毛羽だった細かい繊維が顔にいっぱい付き、これはアカンと私の膝掛けになった。
70センチ以上切っても、小柄な私が使用するのに短すぎることはない。
それほど大版だったのだ。
その綿毛布に麻のカバーをくっつけた。
荒い目で ブツブツ縫う。
両者が分離してクチャクチャになるのを防ぐため。
出来た。
軽くはない。
これからの季節は軽すぎるのは頼りなくて寒いので、これくらいがちょうどいいだろう。
暑い日は麻側を、肌寒い時は綿毛布側を内にして使えばいい、と考えている。
寝心地は今夜試せばわかるだろう。
心地よく生活することをいつも考えている。
あそこを改良しよう、あれをこうすればもっと使いやすくなる・・・などなど。
それもこれもヤル気と元気がなくては始まらない。
元気の素、睡眠は私にとって最も重要な課題と言って良い。
(玉麗)